天神の空に、くつろぐ。
「ONE FUKUOKA HOTEL」
ONE FUKUOKA HOTELは、2025年、福岡・天神のファッションとカルチャーの中心地として長く愛された「福岡ビル」「天神コア」「天神ビブレ」の跡地に建てられたONE FUKUOKA BLDG.(ワン・フクオカ・ビルディング)の最上層(18F・19F)にオープンしたアーバンリゾートホテルです。
交通事業を起点に福岡・天神地区のまちづくりプロジェクトを牽引する西日本鉄道株式会社(以下 西鉄)と、「日本のおもてなしを世界中の人々へ」をテーマに日本や世界の主要都市でホテル・レストラン・バンケットを展開する株式会社Plan・Do・See(以下 Plan・Do・See)が共同開発しました。
SOUND COUTUREは、ONE FUKUOKA HOTELが提供するハイエンドなゲスト体験のひとつの軸として、ホテルエントランスに位置する1Fカフェ(THE CAFE)、ホテル専用エレベーター、チェックインラウンジ、レストラン・バー(THE KITCHEN / THE ROOF /WAN STEAK HOUSE)のサウンドデザインを担当しました。


天空で交わる都市とリゾート
ONE FUKUOKA HOTELは、日常と非日常、都市と自然、ビジネスとレジャー、交流と休息をテーマに、都市の上空に佇むホテルならではの特別な時間を提供しています。
SOUND COUTUREは、都市とリゾートが豊かに共存する感度の高い“city break体験”をテーマに、都会の感性を纏った高揚感のあるリゾートサウンドを開発しました。




時間と共に表情を変える
天神の空に呼吸を合わせたサウンド
ONE FUKUOKA HOTELは、天神の街並みと博多湾を望み、一日の光の変化を美しく見渡すことができます。SOUND COUTUREは、 時間と共に移り変わる空間の風情や人の行動に呼吸を合わせ、ゲストの体験に寄り添うサウンドをデザインしました。
朝|Morning (56BPM)
一日のスタートをやさしく包み込むテンポとピアノとアコースティックギターが奏でる、明るい日の光を感じるサウンド
昼|Lunch (96BPM)
食事も会話もはずむ活気に溢れるテンポと郷土玩具が奏でるパーカッションが都会のにぎわいを感じる、リズミカルで遊び心のあるサウンド
夕|Check in (70BPM)
神秘的でアンニュイなテンポとお守りや郷土玩具鈴の音色が奏でる、オリエンタルで余白のあるサウンド
夜|Dinner(94BPM)
天空の浮遊感をイメージした軽やかなテンポとバイオリン奏法で奏でたギターのリフレインが食事や会話への没入を誘う、都会の高揚感を纏いながらリゾートの夜風を感じるバレアリックサウンド*
深夜|Bar (77BPM)
音の重心を低めに構えた、時間がゆっくりと流れるようなテンポとピアノ、トランペット、手弾きのバイオリンが夜を包みこむ、深くなめらかなサウンド
※バレアリック・サウンドは、1980年代にスペイン・イビサ島のクラブシーンで生まれたジャンルにとらわれない開放的なスタイルの音楽です。南国を思わせるリゾート感や、チルアウトな感覚、サンセットやサンライズを想起させる心地よい音楽で、厳密な定義よりもニュアンスで捉えられることが多い、多幸感にあふれたサウンドです。


西鉄のレールと天神の音が編む
一期一会のサウンド
ONE FUKUOKA HOTELのサウンドには、開発・事業主体である西鉄のアイデンティティが息づいています。西鉄の鉄道レールから収集した鉄琴のような澄んだ音色は、街と人をつなぐ西鉄の歴史を象徴する“サウンドロゴ”として編み込まれています。さらに、50種類以上の環境音(都市の音、伝統工芸にまつわる音、自然の音など)を重ね合わせることで都市のにぎやかな交差を表現しました。
環境音は収録された時間帯に沿って、鳥の声や鈴の音、都市の雑踏などがランダムに再生されるようにプログラムされています。自然が持つ偶然性と不規則性を取り入れることで、綿密なデザインの上に自然のゆらぎを重ね、臨場感のある一期一会のサウンドを目指しました。

ホテルを包み込む、“おもてなし”の音響
ゲストの動線上ではさまざまな音の重なりが生まれます。ONE FUKUOKA HOTELでは、ホテル内のどの空間でも一貫して不協和音を生まない音響設計をしました。
機能的な要素として音の質感にも意識を向け、カフェ&ラウンジでは会話を弾ませる柔らかな質感、ダイニングでは食欲をそそるシャープな質感、バーでは夜景と溶け合うリバーブを効かせた質感へとコントロールしています。これらの調整を行うことで、会話がしにくかったり食欲が削がれたりするような無意識に感じるストレスを軽減し、ゲストはより洗練された時間を過ごすことができます。
オリジナルサウンドが示す、新しい標準
SOUND COUTUREは、”音”を単なるBGMではなく、空間をかたちづくる大切な要素として捉えています。Plan・Do・Seeもまた、自らが提供するPDS HOTELSブランドの「世界観」を追求する中で、建築・家具・照明と同様に”音”もおもてなしの重要な要素と位置づけ、その時、その場所でしか体験できない時間を生み出す、サウンドデザインの力に注目しています。
Plan・Do・SeeとSOUND COUTUREのコラボレーションはONE FUKUOKA HOTELにとどまらず、ホテルにおける体験価値に「新しい標準」を示していきます。
