洗練された街に響く、音によるホスピタリティ
表参道に開院した美容外科「KAUNIS CLINIC」。2020年12月の開院時より、美容外科・皮膚科に特化した診療とチーム医療を掲げるKAUNIS CLINICは、医療行為にとどまらず、空間や香り・サービスの細部に至るまで配慮された総合的なブランド体験を構築しています。SOUND COUTUREは、その一環として音による“設え”を担い、クリニックでの体験価値を高める役割を果たしました。
共感から始まる美の物語を、音で導く
「Door to Aesthetic Story——あなたの美の物語のはじまり」をコンセプトに、自分らしく美しく生きることを探求する患者様の第一歩を支えるKAUNIS CLINIC。“カウニス”とはフィンランド語で「美しい」を意味し、一般的な美容外科とは一線を画す、上質で心地よい美意識に基づいた体験設計が特徴です。
SOUND COUTUREは、空間全体のサウンドを「音の成分=周波数」と「デザイン」の両面から設計。癒しの音楽として知られるグレゴリオ聖歌で注目されたソルフェジオ周波数を取り入れ、感覚に働きかける音環境をつくることで、「共感」や「再発見」を生み出す空間づくりを目指しました。





心と身体の状態に寄り添う音響設計
エントランスでは、不安の緩和とリラックスを促す2つの異なる周波数をブレンド。カウンセリングルームでは患者様が自然と心を開けるような音設計を行い、施術室やリカバリールームでは自然治癒力を高めるとされる周波数を採用。さらに、心電図など医療機器との干渉を避けるため、不協和音にならない音像に調整するなど、細部まで音によるケアを施しました。





時代背景に根ざした選曲と思考
サウンドの方向性として手がかりにしたのは、IDM(Intelligent Dance Music)とNEW AGE(ニューエイジ)でした。特にニューエイジは、2020年という時代背景—コロナ禍による価値観の変化—において、“癒し”や“再生”といった感情を喚起する音楽として機能し得ると判断しました。ファッションや美容、インテリアへの感度が高い表参道という立地性を考慮し、美意識に対する審美眼を持つ人々にも届くようサウンドを構築しています。




サウンドデザインが担う、ブランドの一貫性
2階の美容外科フロアに続き、開院から2年後には1階美容皮膚科のサウンドスタイリングも担当。異なるフロア間であってもブランドの品位を保ちながら、表参道の“いま”を反映した空気感を音に落とし込みました。
さらに、季節ごとに更新されるKAUNIS CLINICの公式Webサイト上のプレイリストの選曲もSOUND COUTUREが継続的に担当。単なる空間演出にとどまらず、音によるブランド体験を総合的にデザインしています。

